なつめ塾について
なつめ塾が大切にしている想いと、指導への姿勢をお伝えします。
THOUGHT塾の思い
先生と生徒という役割だけではなく、
人と人として向き合う。
なつめ塾は、勉強を教えるだけの場所ではありません。60分の授業の中で、目の前の子がどんな気持ちで机に向かっているのか。今日は調子が良いのか、少し疲れているのか。私たちはまず、その子自身を見ることから授業を始めます。
「勉強が苦手」「集団の中では質問できない」——そうした背景には、その子なりの理由があります。役割としての「先生」と「生徒」の関係を越えて、一人の人としてお子さまと向き合うこと。それが、なつめ塾のすべての出発点です。
MESSAGE保護者の皆さまへ
「得意」を見つけて
「できる」を伸ばす
当塾は、特別支援学級や通級による支援を受けている発達障害のお子さま、学校での特別な支援を受けていなくても学習面で困難を抱えているグレーゾーンのお子さま、不登校のお子さまに対して、主に学習支援を行う専門塾です。
発達障害やグレーゾーンといわれる子ども達は、読み書きなどの基礎学力や、コミュニケーション能力、集中して授業を聞く持続力など、学校という場で必要とされる数々のスキルに困難を抱えていると言われています。これらが原因で、子ども達は「集中力がない」「学習に興味がない」「頑張っているのに結果が出ない」という状況に陥りがちです。
また、このような状況の子ども達は、周囲から「勉強が苦手」「やる気がない」などと見なされ、ご両親の焦りとは裏腹に、本人はますます学習への意欲を失ってしまいます。子どもの学習能力を測る物差しに「テスト」や「偏差値」しかないことも、学習への苦手意識を生み出す原因の一つと言えるでしょう。
これからの時代に必要とされる能力
しかし、時代は変わりつつあります。かつては、やみくもな暗記によって得られる表面的な知識が評価されました。しかしこれからは、テストの為だけに暗記をするような画一化された知識は、その価値を徐々に失っていくでしょう。歴史の年号や英単語のスペルは検索すればすぐに分かり、必要な情報にはいつでも簡単にアクセスできる世の中になっています。
「読む」ことが苦手ならスマホやパソコンの読み上げ機能を使えばいいですし、「書く」ことが苦手なら音声入力という方法があります。これからは、画一的な技能や知識を得ることよりも、自分の好きなこと、興味を持ったこと、得意なことを伸ばしていくことこそが、社会で生きていく上で必要とされる「能力」になる時代なのです。
何のために勉強するのか
そもそも、人は何のために学校で学習するのでしょうか。発達障害の子ども達に限らず、人は皆、学習を通して自分の得意・不得意を知っていきます。そして、得意な部分を伸ばしてその能力を社会で役立て、自分が必要とされる「居場所」を見つけているのです。
大事なのは、「できること・できないこと」を自己認識し、自分の興味や好きと思える分野を伸ばすこと。そして、不得意な分野に関しては、周囲から適切な助けを得ることです。
文部科学省が定める「これからの時代に求められる国語力」には、話す力・読む力・書く力について多くの具体的目標が並んでいます。はたして、それらの要件を全て満たしている大人が日本にどれだけいるでしょうか。多くの人は、これらの能力の一部だけを使って社会で上手に生きているのです。
出来ないことよりも出来ることを
人は皆不完全です。発達障害と呼ばれる子ども達は、定型発達者よりも能力の凸凹が大きい傾向にあります。そのため、一つの能力が他の足を引っ張り、自分の力をうまく発揮出来ていないケースが多く見受けられます。また、認知の偏りが原因で、一つができないと全てがダメだと思いがちです。そういう子ども達には、周囲からの適切な支援を得ることが何よりも大切なのです。
学習支援においてまず必要なことは、何がその子の「得意」かを見極めることです。そして、「得意」と「好き」を組み合わせて興味を引き出し、「出来ること」を増やしていきます。
「好き」なこと「得意」なことに対する理解力は、どんな子どもも優れています。私が今まで接してきた子ども達は、集中力がないと言われる子ほど色んなものに興味を示しますし、学習に対して一見やる気がないような子でも、好きなキャラクターやゲームのことになると本当に楽しそうに話し続けます。
私たちは、学校で必要とされる知識や学習こそが「勉強」であると考えがちですが、記憶するあらゆること、興味を示すあらゆることが「勉強」であり、本来は楽しむべきものなのです。
なつめ塾が目指すもの
今の時点での学習結果にだけ着目し「勉強ができない」と決めつけてしまうのは、その子の可能性を狭めてしまうことになりかねません。私が子ども達と接していく上で大切にしたいのは、興味を持ち、学んでいく事の素晴らしさを一緒に体験していくことです。
もし、お子さまの発達障害、不登校、成績不振で悩んでいるのでしたら、他の子や世の中の評価と比較せず、お子さまの「興味」に注目してください。興味を持ち始めた子どもの可能性は無限大です。子ども達のあらゆる可能性を肯定しながら、社会に参加し、受け入れられるために必要な「学習」を一緒にしていきましょう。
お子さまの「興味」を「得意」に繋げ、「できる」へと昇華させること。そして、お子さまの将来の可能性を、保護者の方や地域と一緒になって模索し、拡げていくこと。それが、「なつめ塾」の目指すところであると考えています。
POLICY教育方針
解き方だけを教えない
単に問題の解き方を教えるだけでは、本当の理解にはつながりません。「なぜそうなるのか」を、その子が納得できる形で一緒に考えます。
毎回、授業をつくり直す
毎回同じ授業を機械的に行うことはしません。初回のヒアリングと毎回の授業でのご様子から、その日に必要な内容を判断します。
進度は学校に、理解はその子に合わせる
基本は学校の進度に合わせながら、余裕があれば先取りを、理解が不十分な単元があれば、必要なところまで戻って学び直します。
その子に合った学び方を探す
読むのが得意な子、書いて覚える子、話しながら整理する子。同じ単元でも、理解への道すじは一人ひとり違います。その子に合った方法を一緒に探します。
ATTITUDE指導への姿勢
自分の子どもを教えるように、
愛情と責任を持って指導する。
たとえば、前回できていた問題が今日は解けなかったとき。私たちは「なぜできないの」とは言いません。表情を見て、手が止まった場所を確かめて、「どこから一緒に戻ろうか」と考えます。それは、自分の子どもに教えるときと同じまなざしです。
発達特性のあるお子さまについては、必要に応じて外部の専門家によるアセスメント結果を参考にしながら、教材の選び方や声のかけ方、授業の組み立てを工夫します。なつめ塾は発達支援施設ではありませんが、発達の凸凹があるお子さまが安心して学べる学習塾でありたいと考えています。
VALUES大切にしていること
- 子どもの表情や気持ちの変化を見ながら授業を進めること
- 「分かった」を急がせず、その子のペースを守ること
- 勉強の成果だけでなく、信頼できる大人との関係を築くこと
- 保護者さまと情報を共有し、一緒にお子さまを支えること
RELATIONSHIP子どもとの向き合い方
私たちが目指しているのは、お子さまが「自分を大切に思ってくれる大人がいる」と感じられる関係です。
授業のはじめに学校での出来事を少し話す時間があってもいい。うまくいかなかった日には、責めずに一緒に振り返ればいい。そうした積み重ねの中で、子どもたちは少しずつ、大人や社会に対して肯定的なイメージを持てるようになっていきます。
勉強ができるようになることと同じくらい、「ここに来てよかった」と思える時間をつくること。なつめ塾は、その両方を大切にしています。